もう普通を目指さない!発達凸凹母が見た発達障害兄弟の生態

ADHD+ASDの息子2人との普通じゃない日常

親の願いはことごとく破壊する

勉強してできるだけいい高校入ってほしい。いい大学に入ってほしい。
友達とみんなでわいわい遊べる子になってほしい。
ひとつのことに打ち込める子になってほしい。
運動もがんばってほしい。
失敗してもなにくそと思ってがんばれる子になってほしい。
悔しいそんな思いをバネにがんばってほしい。

そんなふうに希望をもってはいけませんか!!笑
親の願いはわがままだということはわかっておりますとも。
でも割りと普通のご家庭ならそれなりに叶うんじゃないか。
そこまでむちゃくちゃな願いではないと思うんだけど。

発達障害の子供たちは、親のそんなありきたりな願いをことごとく破壊してくる。

発達障害の子供だからといって、みんな同じ特性をもっているのではない。だから書いてあるのはあくまでもうちの子の場合ということだ。

自閉症スペクトラムと診断を受けている次男は、いろんなお友達と仲良く遊ぶことはできない。鬼ごっことか集団で遊ぶありがちな遊びは難しい。
うまの合う子と1対1の遊びがギリ。

まぁそれで満足しよう。お友達が一人でもいてくれるだけでありがたい。

ADHDの長男は、興味がどんどんうつりかわる。熱中しているときは、そればっかりやっているが冷めてしまうと見向きもしなくなる。家にはその残骸がいっぱい転がっている。
彼の熱中してきたものといえば、剣玉、トランプマジック、ペン回し、ルービックキューブ、麻雀、サッカー、ポケモンカロム、マイクラ、レゴ・・他なんだったかな。

悪く言えば飽きっぽいだけど、まぁ好奇心旺盛ということにしておこう。
だから、勉強に興味を持たなければ、一向にまったくやらない。
興味をもってくれればいいのになぁ。1日中やってるかもしれない。今のフォートナイトのように。

長男、次男ともに、何事においてもつまづくと、その壁を乗り越えようとはほとんどしない。
失敗に奮起してくれたらいいのになぁ。だから失敗しませんように!!と常に祈ってる。

スモールステップで失敗しないようにさせてあげましょうと書いてある。本に。これほんとです。

そりゃ社会に出たらすぐくじけるでしょうな。だってみんながみんなスモールステップなんて用意してくれるわけないもん。

まぁ、ということで、ささやかな願いでもこうだったらいいのになという小さな希望もなかなか叶わない。

もう元気で生きてたらいいさというくらいの気持ちでやっていかなきゃなー。